1960年代の死語

ビバ

ビバ_死語

意味

「ビバ」はイタリア語・スペイン語・ポルトガル語で「万歳」という意味があります。

気分が上がるものを見たときや、自分の好きな場所やスポーツチームなどを褒めるときによく使われます。

用例:「ビバ青春」「ビバ京都」「ビバ下町」「ビバ3連休」「ビバ阪神」などなど

 

あと、ドリフターズの曲「いい湯だな」や「ドリフのビバノン音頭」でも使われていますね。ビバノンノン

「ビバ」の語源・由来は?

上述の通り、外国語で「万歳」という意味の単語ですが、日本では若干違うニュアンスで使われています。

何となく好きなものの前に「ビバ」を付けてテンションを高めるために使っているような感じ。

名詞なら何でも使えそうです。

ビバ自己満足

ビバ不労所得

ビバ有給

 

何でもいけそうですね(笑)

「ビバ」はいつ流行したのか?

1975年に「ビバ!青春」という名前の書籍が出版されており、少なくとも1970年代には流行していた言葉であることがわかります。

 

また、その少し前の1967年にリリースされたザ・ドリフターズの曲「いい湯だな」の中に、「ビバノンノン」という合いの手が登場します。

これはドリフターズのメンバーが当時通っていたキャバレーのホステスさんが客をのせるために掛けていた合いの手から発案されたものです(加藤茶さんがラジオで語っていたそうです)。

つまり、1960年代には「ビバ」が巷でよく使われていたことがわかります。

「ビバ」はもう死語なのか?

現在でも「ビバ」を使う人はいます。

使いやすい言葉なので、完全に死語化することはなさそう。

 

ただ、使っている人も「もしかして死語?」と思いながら使っているフシがあり、少しづつ使われなくなっていくのではないでしょうか。

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