意味
「旗日(はたび)」は国民の祝日のことです。
「旗日」はいつ流行したのか?
明治時代には、国旗である日の丸を国民が安易に掲げることは許されていなかったそうです。
明治5年に明治政府より「祝祭日に国旗を掲揚して祝うこと」との通達が出されたことがきっかけとなり、しだいに祝日に各家庭や街中に日の丸を掲げる習慣ができて、「旗日」という言葉が定着していきました。
「旗日」という言葉は150年以上の歴史があるんですね。
「旗日」は死語なのか?
Googleトレンドを見ると、ここ20年間で「旗日」のトレンドはほぼ変わっていません。
というのは、「旗日」が使われなくなったのはさらに昔だからです。
あ、今日は旗日(死語)なのか。
— タロウ🦅 (@tarotaro0987) November 3, 2022
1967年の死語辞典より。なんと旗日が死語扱いになってるとともに、国旗を飾らない家が9割を越えるとのこと。その時節の雰囲気というのはその時節の書物や、人の話からでしかわからないなあ、とつくづく思った。 pic.twitter.com/fDB7UgkWNO
— kenkirihara (@kenkirihara) August 15, 2017
1967年時点で、既に国旗を飾らない家がほとんどであり、「旗日」が当時の死語辞典に載っているという情報がありました。
つまり、「旗日」はもう50年以上ずっと死語のままであるということです。
とはいえ、完全に誰も使わなくなったかというとそうでもなく、細々と生き残っているのはすごいことですよね。